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マネジメント陣が語る価値創造ストーリー 帝人 | 株主・投資家情報 | 統合報告書

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OUR STORY

12 CEOメッセージ

20 価値創造モデル

21 特集: 未来を変える新ビジネスとそれを支える経営基盤

∼マネジメントが描く発展戦略∼

マネジメント陣が語る価値創造ストーリー

帝人グループはどのように新しい価値を創造していくのか。

CEOが新中期経営計画2017‒2019「ALWAYS EVOLVING」を

中心としたビジョンとそれに込めた想いを、

マネジメント陣が将来の発展に向けた戦略を語ります。

代表取締役

社長執行役員 CEO

SECT ON

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

10 TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017 11

(2)

新たなステージへの飛躍に向けた

基盤固めはほぼ完了した

帝人グループは2014年度に「修正中期計画」を公表し、「構 造改革」と「発展戦略」の2つの大きな柱を掲げ取り組みを進め てきました。

1つ目の柱である、課題事業に対する抜本的な構造改革につ いては、これらの施策を概ね計画どおり進 (1)することがで き、安定的に営業利益で500億円超を確保できる基礎収益力 を構築できたと考えています。もう1つの柱である発展戦略に おいては、CSP社*の買収をはじめとして、この3年で約1,000 億円を投入するなど、ソリューション提供の実現に向け戦略的 な資源投入(2)も実施してきました。

さらに修正中期計画の最終年度である2016年度には、「営 業利益500億円、ROE8%以上」を確保することを目標として きました。結果として2016年度の実績は、営業利益としては

これを上回る565億円を計上することができました。また当期 純利益としては、米国在宅医療事業からの撤退に伴う繰延税金 資産の計上といった要素が加わったことで501億円という過去 最高益を達成し、ROEとしても15.7%を計上することができま した。しかしながら、私たちにとって、これは通過点に過ぎませ ん。帝人グループは、新たな高収益事業を核とした事業体へと 生まれ変わろうとしているのであり、そのための基礎収益力を 確保し、足場固めが完了した段階だと考えています。私たちは 今まさに、新たなスタートラインに立ったと言えるのです。

* コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス社

(Continental Structural Plastics Holdings Corporation、本社:米国ミシガン州)

たゆまぬ変革と挑戦を通じた

新しい価値の創造により

「未来の社会を支える会社」に

帝 人 グ ル ー プ は、2017年2月に新 たな 中 期 経 営 計 画 で ある中 期 経 営 計 画2017‒2019

「ALWAYS EVOLVING」を公表しました。これは、私たちが長期ビジョンにおいて目指す「未来の

社会を支える会社」となるために、目指す姿となすべきアクションを明確化したものです。

未来は現状の延長線上にあるものではなく、変化に富んだ道筋の先にあります。私たちが真に未

来の社会を支える会社となるためには、その変化を見据え、先取りし、自らの事業を変革し続けてい

くことが不可欠です。さらには、私たちが新しい価値を作り出して、社会の進化に貢献していきたい

と考えています。 「ALWAYS EVOLVING(たゆまぬ変革と挑戦)」というスローガンに込めた想いは

そこにあります。帝人グループは2018年度に創立100周年を迎えます。これまでの100年近い歩

みの中でも、常にチャレンジ精神を持ち、事業の拡大、新規分野への進出、グローバル化に邁進して

きました。私たちはこれからも未来について考え続け、自ら変革を起こすチャレンジャーでありたい

と思います。ここでは、帝人グループの変革と挑戦についてお話しします。

[ 2016年度実績と修正中期計画の達成状況 ]

1 構造改革の進

事業 2015年度 2016年度 2017年度∼

樹脂 フィルム 在宅医療 ポリエステル繊維

原料重合

※連結子会社(Braden Partners L.P.、Associated Healthcare Systems, Inc.)の当社所有持分全てを米国の投資会社Quadrant Management, Inc傘下の会社に譲渡

宇都宮事業所への生産移管 国内生産一元化

日本・インドネシア 完全子会社化

ポリマー重合工場再編 シンガポール工場撤収

高付加価値用途への 特化

タイへの段階的生産移管 DMT生産停止

国内工場の 一部閉鎖・生産停止

運営効率化 米国事業からの撤退

予定通り進

2 発展戦略の進

CSP社買収

(複合成形材料事業) 帝人ナカシマメディカル(株)設立

(人工関節事業) (先端医療材料事業)融合製剤棟 新設

戦略投資として

1,000 億円

を投入

(2014∼16年度累計)

ソリューション提供の 実現に向けた

重点資源投入

を実施

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

12 TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017 13

SECT ON : 1

OUR STORY

CEOメッセージ

(3)

10年後の目指す姿をまず描き

今すべきことを明確にする

2017年2月、帝人グループは新中期経営計画を公表しました。本計画は、現状の延長線上からの発想に基づいたものではなく、 10年後の目指す姿を描き、その実現に向けて次の3年間の実行計画を明確にする、という方針のもと策定したものです。

企業理念と目指す姿

10年後の目指す姿を描く上で拠り所となるのは従来から 掲げてきた帝人グループの企業理念、すなわち Quality of Life です。多くの課題やニーズを抱える社会においてこの企 業理念を遂行し続けるために、「社員の多様性を活かし、社会 が必要とする新たな価値を創造し続け、未来の社会を支える会 社になる」という長期ビジョンを改めて定めました。「未来の社 会を支える会社」とは、言い換えれば刻々と変化する社会や顧 客のニーズを的確に捉えたソリューションの提供を通じ、人々

のQuality of Life向 上 のためのInnovationを起こす QOL Innovator となることです。そのために企業としてのあるべき イメージをもう少し分かりやすく挙げるならば、以下の3点とい うことになります。

1. 社会の抱える問題の解決に貢献する企業 2. 外部環境の変化を先取りして変革し続ける企業 3. 常に新しい価値を創出し続ける企業

注力すべき重点領域の特定

私たちを取り巻く社会のさまざまな要請、今後も抱える問題 に、私たちはどう応え、貢献していくべきでしょうか。

改めて私たちの特徴・強みは何かを考えると、マテリアル・ヘ ルスケア・ITという異なる3つの領域にまたがった、ユニークな 事業基盤を築き上げてきたことだと言えます。これら各々の強 みを活かし、かつ事業機会を取り込むことのできる領域として、

「環境価値」「安心・安全・防災」「少子高齢化・健康志向」の3つを 重点領域として改めて特定しました。

これら重点領域でのソリューション提供により、私たちは社会 の問題解決にさらに貢献できるはずです。事業機会を最大限 に取り込みつつ、たゆまぬ変革と挑戦によって自ら「事業ポート フォリオ変革」を図ることこそが、中長期での持続的な成長に 向けた大きなテーマです。

高機能素材

事業 融合 ヘルスケア事業

[ 新中期経営計画 ]

事業を変革し、未来を切り拓く

事業ポートフォリオ変革

私の描く帝人の10年後の姿は、マテリアルとヘルスケアと いう2つの大きな柱があり、それをICT技術基盤が支えている イメージです。既存事業の成長に加え、今はまだ利益に貢献

していない新規事業を帝人の核となる新たな高収益事業へと 育成することでこの姿を実現し、事業ポートフォリオの変革を 図ります。

成長戦略と発展戦略

 成長戦略は、既存事業の競争力を高め続けることにより、会 社の基礎収益力をより強化していく取り組みです。一方、発展 戦略は、既存事業とは異なる領域への進出やビジネスモデル 変革を通じて、新たな製品・サービスの創出に挑戦する取り組

みを指します。既存事業の成長戦略が生み出す利益が発展戦 略への資源投入の源泉となります。この2つの戦略を両輪とし て、継続的な事業創出・育成を図り、収益の拡大につなげてい きます。

既存事業の

成長戦略

新規事業の

発展戦略

新事業 新事業

マテリアル

事業領域 ヘルスケア事業領域 ICT技術基盤

下線の詳細については、下記をご参照ください。

・ 成長戦略 P31

・ 発展戦略 P21

環境価値ソリューション

モビリティの環境性能向上を促す軽量化素材の提供など

安心・安全・防災ソリューション

災害対策・社会インフラ整備に関わる安全性向上など

少子高齢化・健康志向ソリューション

高齢化社会の進展、生活習慣病の増加に対応した 健康維持・向上支援など

社会への貢献 事業機会の 取り込み

マテリアル ヘルスケア IT

帝人の強み

複合材料・部品

事業

モビリティをターゲットとした 川下への事業展開

公的保険外領域を含む 新ビジネス

新規ヘルスケア

事業

事業 IT

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

14 TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017 15

OUR STORY

SECT ON : 1

CEOメッセージ

(4)

958

’16 ’19 ’25

1,200

2,000

構造改革・ 超

コストダウン

成長戦略

発展戦略

CAGR(年平均成長率)

8%超

競争激化・

薬価改定 先行投入 費用ほか

+200

+200

+230 –180

(年度) 発展戦略の柱として、マテリアル事業領域では自動車向け複

合成形材料ビジネス展開を加速します。単一素材の素材サプ ライヤーであった帝人が自動車の部品を作って提供する、この ことは大きなビジネスモデルの変革です。ヘルスケア事業領域 では、従来の医薬品・在宅医療を中心としたビジネス領域から

介護や予防・未病といった公的保険外の領域にまでビジネスを 拡大していきます。これら発展戦略の具体的なビジョンについ ては、マテリアル・ヘルスケア各々の事業統轄役員がより詳しく ご説明します。(⇒P22∼)

揺るぎない経営システム基盤を構築し

成長・発展戦略を加速させる

経営システム基盤強化

組織面でも、成長・発展戦略を加速させるために、マテリア ル・ヘルスケアという2つの事業領域を大枠とする組織再編(3) を行いました。素材関連事業をマテリアル事業へと統合し、事 業間融合を促進していくとともに、新事業推進の機能について 各事業との連携性を高めることで、短期と中長期、既存事業と 新規事業の資源配分を今まで以上に意識しながら具体的な戦 略立案をしていきます。

また新規ビジネスの創出やビジネススタイルの変革を図る

上で、AI(人工知能)やIoTといった、昨今の加速度的に進化す るIT技術を無視することはできません。最先端でのIT技術を積 極的に導入し、ビジネスに活用するための各種プロジェクト「ス マートプロジェクト」を全社横断でコントロールする情報戦略 管掌を新たに設置しました。今後は情報プラットフォーム構築 を中心として100億円規模の資源投入を図っていきます。さら に、グローバルでの地域戦略を事業横断的にコントロールする ため、グローバル戦略管掌も新たに設置しました。

3 組織再編

「投資効率」と「稼ぐ力」を最重要視

経営目標 ROEとEBITDA

新中期経営計画では、「投資効率」と「稼ぐ力」の両側面に重 点を置き、収益性指標としてROE、成長性指標としてEBITDA を新たに最重要指標として設定しました。

2014年度に策定した修正中期計画からも収益性を重視して きましたが、引き続きこの考え方は継続していきます。効率性 を追求するための収益性指標としてはROE、すなわち株主か ら預託された資金に対する投資利回りを目標値とし、10%以 上を維持していきます。また全社としてのROE目標を担保する ため、投入資源に対する効率性の指標として営業利益ROICを 活用します。具体的には、ROICを要素分解することで各事業 現場の末端まで落とし込みを行い、投資判断や在庫管理、生 産性向上・コストダウンといった活動へつなげていきます。

もう一方で、効率性のみに偏重し縮小均衡となってしまうこ とを避け、成長性を確保するために、成長性指標として償却前 営業利益であるEBITDAを目標値とし、成長投資や株主還元 の原資となるキャッシュ創出力を拡大していきます。EBITDA は3年後に1,200億円超、さらに10年後には発展戦略の本格 的な寄与を踏まえ、現在の2倍以上となる2,000億円超を目指 していきます(4)。

4 EBITDA (億円)

下線の詳細については、下記をご参照ください。

・ 情報戦略 P30

・ グローバル戦略 P30

2014年度に策定した修正中期計画で掲げた構造改革の完 遂に加え、生産性の向上やエネルギー効率アップなどの生産 コスト競争力強化により、2016年度対比で110億円の効果 発現を目指します。これに加え、事業再編後の業容に見合った

「小さな本社」への再編を行い、組織のスリム化や業務集約、 情報インフラ整備などを通じた生産性向上により、90億円の 合理化を図ります。これらを合わせ、200億円の効果発現をこ の3年間で実現していきます。

分割

高機能繊維・複合材料

統合

高機能繊維・複合材料 電子材料・化成品

製品

ヘルスケア

I T その他

ヘルスケア 事業領域

マテリアル 事業領域

IT 事業ほか

グローバル戦略管掌 情報戦略管掌 新事業推進

ROE

10%以上

全社

営業利益 ROIC

8%以上

全社&事業別

EBITDA

1,200億円超

全社&事業別

収益性指標 成長性指標

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

16 TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017 17

OUR STORY

SECT ON : 1

CEOメッセージ

(5)

1株当たり配当金

60

当期純利益の

30

企業価値を持続的に高めていくために

私たちが社会へ貢献しながら、どのような事業機会を見出し ていくかについてはすでにご説明しました。一方で、環境、社 会、ガバナンスなどの観点でさまざまな要請に応えていく活動 も同様に将来の企業価値を左右する重要な要素と考えていま す。帝人グループでは、持続可能な社会の発展に向けて、国連 の「持続可能な開発目標(SDGs)」や、気候変動枠組条約の「パ リ協定」など、国際社会が一丸となって取り組もうとしている課 題を踏まえて、CSRの重要なテーマ(マテリアリティ)を特定し、 企業価値の向上に向けて取り組んでいます。特に、中期経営 計画における重点領域として特定した「環境負荷低減」 「コーポ レート・ガバナンス」 「ダイバーシティ」は、経営の基盤をより一

層強化するために欠かすことのできない取り組みです。 環境負荷低減については、化学製造メーカーとして以前から も目標を定めて取り組んできましたが、パリ協定も踏まえた温 室効果ガス削減やSDGsにもある持続可能な水利用管理につ いて、今後一層強化していきたいと考えます。

またコーポレート・ガバナンスの強化も、健全かつ持続的な 成長のために必要不可欠です。私たちはこれまで高い透明性、 迅速な意思決定のためのガバナンス体制を整えてきました。今 後はさらに、株主・投資家の皆様への説明責任を果たし、対話 を通して理解を得つつ、将来の成長・発展につなげていきたい と考えます。

加えて、人財の強化と多様な人財の活用も私たちの将来に とって欠かせません。新中期経営計画においても、女性活躍 を含むダイバーシティを変革テーマとして掲げており、これを より一層推進していきたいと考えます。帝人グループは「人権」

「労働」「環境」「腐敗防止」について10の原則を掲げる「国連 グローバル・コンパクト」を支持し、参加しています。今後もグ ループの力を結集して、世界に誇れる、存在感のある企業を 目指します。

次の100年に向けて大きく飛躍する

帝人グループにご期待ください

私が帝人グループのCEOに就任して3年が経過しましたが、 これまでが収益力の再構築と新たな成長・発展の基盤構築に 注力した再建の時間だとすると、創立100周年にあたる2018 年を含むこれからの3年間は、次の100年に向けて大きく飛躍 するためのスタート地点です。新中期経営計画で目指す姿を

改めて明確化したと考えておりますので、あとはその姿に近づけ ていけるよう、真 に取り組んでいく覚悟です。

ステークホルダーの皆様におかれましては、たゆまぬ変革と 挑戦に取り組む帝人グループを是非ご理解いただき、変わらぬ ご支援をお願いいたします。

鈴木 純

1958年、東京都生まれ。1983年当社入社、 医薬品の開発に携わる。2011年帝人グルー プ駐欧州総代表を経て、2012年4月帝人グ ループ執行役員、マーケティング最高責任 者。2013年4月帝人グループ常務執行役員、 高機能繊維・複合材料事業グループ長、同年 6月取締役常務執行役員。2014年4月代表 取締役社長執行役員 CEOに就任。

下線の詳細については、下記をご参照ください。

・ 環境負荷低減 P48

・ コーポレート・ガバナンス P53

・ ダイバーシティ P50

投入資源・株主還元

2017年∼2019年度の中計期間で設備投資とM&A合わせ 3,000億円規模の資源を投入していきます。成長戦略では炭 素繊維の生産能力増強やヘルスケアのシステム投資、発展戦 略ではマテリアルの複合成形材料、セパレータ・メンブレン関 連、ヘルスケアの整形インプラントデバイスといった案件の設

備投資に加え、M&Aによる積極的な外部資源活用も含め事業 ポートフォリオ変革に必要な案件に対し資源投入を実施してい きます。また将来の事業の柱を育てるために、研究開発費につ いては、売上高の5%を目途として継続的に投入していきます。

積極的な資源投入を進める一方で、株主還元については連 結業績への連動を基本としつつも安定的な配当を実施してい きたいと考えます。中期的な配当性向としては、当期純利益の 30%を目安としています。これまでの構造改革を通じて安定し

た基礎収益力が確立されてきたことにより、これら資源投入と 株主還元を両立させてなお、財務健全性を大きく損なうことは ないと考えています。

成長・発展戦略

50

・複合成形材料

・ 炭素繊維能力

(北米新工場含む)増強

・電池部材ほか

発展戦略関連

25

成長戦略関連

75

・ 複合成形材料・ 電池部材

・新規ヘルスケア

・ 創薬開発フェーズ 進

・ マテリアル基盤技 術強化

設備投資 研究開発費 配当性向

(目安)

設備投資+M&A枠

3,000 億円

(2017‒2019累計)

設備投資は50%以上を成長・発展戦略に投入

5 売上高 %程度

発展戦略に関わる開発枠:約30%を確保 中期経営計画方針

2017年度 計画

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

18 TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017 19

OUR STORY

SECT ON : 1

CEOメッセージ

(6)

MATER AL

T

GLOBAL

HEALTHCARE

ICT技術基盤

未来を変える新ビジネスと

それを支える経営基盤

〜マネジメントが描く発展戦略〜 

特集

マテリアル事業領域

   P22

グローバル戦略

   P30

ヘルスケア事業領域

   P26

情報戦略

   P30

企業理念に

根ざしたCSR活動

技術基盤の強化 イノベーションプロジェクト オープンイノベーション ICT

人財基盤の強化 営業教育技術伝承

未 来 の 社 会 を 支 え る 会 社

環境(E) 環境負荷低減 生物多様性保全

ガバナンス(G) コーポレート・ 

ガバナンス 企業倫理・ コンプライアンス

社会(S) ダイバーシティ 製造物責任(PL)・ 品質保証CSR調達

帝人グループの活動の原点となる企業理念のもと「未来の社会を支える会社」になるという長期ビジョンに向けて、 マテリアル、ヘルスケア、ITという3つの事業が持つ強みを活かし、またそれぞれの事業の融合を通して、

世界のさまざまな課題やニーズに応える価値を創造し続けます。

顧客のニーズと

社会の変化を

先取り

長期ビジョン

環境価値 安心・安全・防災 少子高齢化・ 健康志向

提供価値

地球環境を巡る

社会問題の解決に貢献する さまざまなリスクから生命と暮らしを守る 人々の健康的で明るい生活を支える

マテリアル ヘルスケア

マテリアル

発展

IT

ヘルスケア

発展

“ALWAYS EVOLV NG”

た ゆ ま ぬ 変 革 と 挑 戦

価値創造

企業理念

社員と共に 成長します 社会と共に

成長します

Quality of Life  の向上

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

20

OUR STORY

SECT ON : 1

21

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

価値創造モデル

(7)

グローバル化 素材の技術革新 多素材間競争 帝人は、今でいう大学発のベンチャー企業として、化学繊維レーヨンの製造技術を日本で初めて確立 し、事業化するところからスタートしました。戦後、事業の主軸をポリエステルに転換し、その後も時代の 進展とともに新たな素材の事業化に取り組んできました。先端的な技術開発の追求を通じて培われてき た素材の基盤技術こそ、私たちの強みです。また、新たな事業の開拓に挑戦するチャレンジ精神こそ私 たちが受け継いできたDNAです。

ますます激しさを増す多素材間競争で生き残るため、さまざまな高機能素材を組み合わせたり、複合 化を進めることでビジネスの変革を図り、顧客に新たな価値を提供し続けていきます。

私たちは、絶えず、時代の潮流に先駆けて、

多素材化・複合材料への取り組みを進めてきました。

変革と挑戦の DNA

マテリアル事業 の歩み

1918–

合成繊維に進出 レーヨン

ポリエステル繊維

「テナックス」炭素繊維

パラ系アラミド繊維

「トワロン」

2016  CSP社買収

LIBセパレータ・メンブレン 樹脂グレージング 複合成形材料

ポリカーボネート 樹脂

メタ系アラミド繊維

「コーネックス」 ポリエステル

フィルム

パラ系アラミド繊維

「テクノーラ」

1960s

素材の多様化

1980s

高機能繊維へのシフト

2016‒

複合材料へのシフト

素材サプライヤー 多素材の複合

取締役専務執行役員 マテリアル事業統轄

武居 靖道

[ マテリアル事業領域 ]

単一素材の提供メーカーから

多素材複合による

部品供給パートナーへ

帝人の目指す姿 トレンドマクロ

■ 発展戦略 プロジェクト売上高 (億円)

〈マテリアル事業領域〉

’16 ’17 ’19 ’25(年度) 0

500 1,000 1,500 2,000 2,500

変革

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017 23 OUR STORY

SECT ON : 1

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

22

未来を変える新ビジネスとそれを支える経営基盤 

〜マネジメントが描く発展戦略〜

特集

マテリアル ヘルスケア

マテリアル 発展

IT ヘルスケア

発展

(8)

高まる「軽量化」への期待

環境規制は、世界的な流れとして今後さらに厳格化される ことが見込まれており、各自動車メーカーにとって、燃費改善 およびCO2排出量削減は急務となっています。

燃費削減に向けたさまざまな技術革新が行われる中、現在 その切り札として大きく注目されているのが「車体の軽量化」 です。車体軽量化は、ガソリン車のみならず、ハイブリッド/電 気自動車においても、同様にその効果が期待されています。

新たな素材による軽量化

車体軽量化の実現に向け、自動車部品に従来の金属に代え て新たな素材を採用する気運が高まっています。

「安全性を保ちながら車体を極限まで軽くできる素材」とし て期待を集めているのが炭素繊維複合材料(CFRP)です。こ れを使い自動車を構成する部品の中で最大重量を占める車体 骨格を軽量化すれば、エンジンなどもさらに小型化・軽量化が 可能となり、自動車全体の大幅な軽量化につながることから、 その採用に向けたさまざまな検討が進展しています。

LIBセパレータ・メンブレン事業

スマートフォン・タブレット、自動車向け電池の市場拡大に伴 い、リチウムイオン電池(LIB)の部材であるセパレータの需要 も拡大が見込まれています。

「リエルソート(LIELSORT)」 は、当社が独自の高分子技術と コーティング技術により開発した、LIB用のセパレータです。そ の耐熱性、接着性に優れた性能が評価され、2012年の生産開 始以来、塗布型セパレータのリーディングカンパニーとして着 実に販売を伸ばしてきました。

今後、LIBセパレータについては、スマートフォン・タブレット

用途の販売拡大に加え、自動車用途や大型蓄電池用途へとさ らなる展開を図っていきます。

一方で、これまで培った成形技術・ノウハウを起点として、高 機能メンブレン(微多孔膜)の事業化もスタートさせています。 半導体用途を皮切りに、今後エネルギー用途から医療機器用メ ンブレンまで、幅広い用途への展開を目指していきます。 エンジンや駆動系の革新、ICT・自動運転などの技術進化や環境規制のさらなる

強化といった流れの中で、自動車産業の産業生態系自体が、今大きく変化しようとし ています。自動車に使用される部品も、求められる安全性やコストに合わせて複数 の素材を接合して使う方法が本格化するにつれて素材間での競争が激しくなること が予想されますが、私たちはむしろこれをビジネスチャンスと捉えています。

この度買収したCSP社が傘下に加わったことにより、帝人は単一素材の素材提供 メーカーから、部品供給メーカーとしてのポジションに事業領域を拡げました。今後 はこれまで培ってきた複合化技術を強みとしながら、マルチマテリアル化に対応し、 GFRP※1・CFRP※2といった複合成形材料をはじめとするさまざまな製品の提案を可 能とする、自動車メーカーにとっての 部品供給パートナー へと進化していきます。

※1 ガラス繊維複合材料 ※2 炭素繊維複合材料

自動車向け複合成形材料事業の拡大 複合成形材料事業の拡大を加速

帝人は、2017年1月に、北米最大の自動車向け複合材料成形メーカーであるCSP社の全 株式を取得し、完全子会社としました。CSP社は、GFRPなどの熱硬化性複合材料を使用し た自動車向け部品においては、北米最大のTier1(一次サプライヤー)メーカーです。

また自動車業界で「クラスA」と称される美麗な外観を有する外板部品において、同社は業界のグローバルリーダーであ り、米国のみならず、欧州・日本の自動車メーカーに向けてもすでに数々の採用 実績を誇っています。

今後は、CSP社が持つ優れた部品設計・生産技術、品質管理、ノウハウを活用し ながら、同社が有するGFRPや、当社が有するCFRPのほか、多様な素材の活用検 討も含め、素材選定から部品設計にまで踏み込んだ提案力を強化していきます。

また同時に、帝人のグローバルネットワークを活用し、グローバルでの安定供 給体制の確立を図っていきます。

CSP社買収

熱可塑性CFRPのもたらす大きな可能性

従来のCFRPの大きな課題の一つが量産性でした。

帝人は、これまでCFRPに用いるのが難しいとされていた熱可塑性樹脂を使った「熱 可塑性CFRP」の開発に成功しました。これによって製造プロセスを大幅に簡略化する ことで、タクトタイム1分を実現し、量産車への採用の道を開きました。

また成形後の形状変更が容易な熱可塑性CFRPは、リユースやリフォームにも適し ており、使用後を含めた製品ライフサイクル全体で環境負荷低減に貢献できる可能性 を秘めています。

現在、当社の熱可塑性CFRPブランドである「Sereebo」については、自動車の量産 部品への適用を見据え、国内外の複数自動車メーカーとの共同開発を進めています。

熱可塑性CFRP「Sereebo」

熱可塑性CFRPを使ったコンセプトカーの車体骨格 重量わずか

47kg! ステアリング、ブレーキ、

サスペンション重量 11%↓

トランスミッション 重量 10%↓ エンジン重量

66%↓

その他部品重量 30%↓

電装機器重量 10%↓

出所:2010年JSAE SYMPOSIUM No.01-10

自動車の環境・エネルギー 技術に関する現状と将来

車体骨格重量 170kg軽量化すると

自動車総重量の約

35

%軽量化が実現

■ 自動車車体骨格の軽量化がもたらす波及効果

複合材料が自動車を変える

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

24 TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017 25

OUR STORY

SECT ON : 1

未来を変える新ビジネスとそれを支える経営基盤

∼マネジメントが描く発展戦略∼

特集

(9)

私たちがヘルスケア事業を開始したのは1970年代に遡ります。骨関節・代謝循環・呼吸器といった重点 領域への絞り込みを行いながら、医薬品・医療機器の双方にわたって自社での開発研究を積み重ねてきまし た。また帝人グループは、国内で在宅酸素療法(HOT)を最初に事業化したパイオニアであり、国内トップ シェアの顧客基盤を誇ります。健康に対するニーズも多様化する中、この40年を超える技術・ノウハウの 蓄積を活用しながら、さらに先端的なヘルスケア事業基盤の構築を図っていきます。

多様化するニーズへの対応として、従来の保険医療の枠組みにとらわれない、新たな領域へ事業を拡大 し、ビジネスモデルの変革を図ります。

※外部報告書および当社レンタル台数から推定

40年を超える歴史を持つ医薬品・在宅医療の事業基

盤をもとに、さらなる事業の拡大を目指します。

変革と挑戦の DNA

ヘルスケア事業 の歩み

従来の保険医療にとらわれない

新たなヘルスケア総合

サービスを提供

取締役専務執行役員 ヘルスケア事業統轄

宇野 洋

デジタルヘルスケア

整形インプラントデバイス 新規医療機器

機能性食品素材

骨粗鬆症治療剤

「ワンアルファ」 酸素濃縮式供給装置

在宅ICT

「バイタルリンク」

酸素富化膜の 研究開発

人工関節 帝人医薬(株)設立

在宅医療

医薬品

睡眠時無呼吸 症候群(SAS)治療器

骨粗鬆症治療剤

「ボナロン」

先端医療材料 地域医療支援

[ ヘルスケア事業領域 ]

医薬品・医療機器サービス 総合サービス提供へ

’16 ’17 ’19 ’25(年度) 0

500 1,000 1,500

2016‒

予防から治療、介護まで

変革 変革

2000s

ネットワーク、 デジタル化進展

1980–

サービス事業への転換

1990s

重点領域の絞り込み

(骨関節・代謝循環・呼吸器)

■ 発展戦略 プロジェクト売上高 (億円)

〈ヘルスケア事業領域〉

帝人の目指す姿

トレンドマクロ 院内から在宅へ ジェネリック医薬品の伸長健康寿命延伸 疾病から未病へ医療費抑制 高尿酸血症・痛風治療剤

「フェブリク」

※機能性表示食品ではありません。

TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017 27 OUR STORY

SECT ON : 1

26 TEIJIN LIMITED 統合報告書 2017

未来を変える新ビジネスとそれを支える経営基盤 

〜マネジメントが描く発展戦略〜

特集

マテリアル ヘルスケア マテリアル

発展 IT

ヘルスケア 発展

(10)

ヘルスケア事業基盤を活用した新たな製品・サービスの提供

現在すでに販売を開始しているリハビリロボットなど新規医療機器のほか、将来的には脳神経領域などの分野においてICT技術 活用による診断・治療機器の導入・提供を目指していきます。また、デジタルヘルスケアの活用がますます増加する中で、睡眠や介 護といった分野などでの新たなサービスの拡大を目指します。

さらに、整形インプラントデバイス事業では、帝人ナカシマメディカル(株)を起点として人工関節・骨接合材料の領域で事業拡大 を進めます。このほか、機能性食品素材事業では、現在展開しているスーパー大麦のほかにも製品ラインナップを拡げていきます。

製品・サービスのラインナップの多様化

AIやIoT活用によるデータプラットフォームの構築

今後、訪問看護サービスや通信機器を利用した診療支援の展開を通じて、患者さんへのケアサポートの充実を図ると同時 に、提供する医療機器のIoT化や在宅医療コールセンターへのAI適用を進め、医療データプラットフォームの構築を図ります。 また2015年より販売をはじめた多職種間での情報連携システム「バイタルリンク」は、これら先端ヘルスケアサービスの 提供のためのプラットフォームとなり、発展戦略を支えていく重要なインフラと位置付けています。医師・メディカルスタッフ が一体となったチーム医療をサポートすることにより、患者さんへの質の高いケアを実現するとともに、医療従事者の生産 性向上も期待されます。

私たちは、これらサービス・データの有機的な連携により、先端的なへルスケア事業基盤を構築し、地域医療ネットワーク を通じた、より高次のサービス提供を目指していきます。

先端的へルスケア事業基盤の強化

高齢化の進展がもたらす影響

高齢化が進む日本では、生活習慣病や多疾患などを患う人 口も急激に増加するとみられています。そしてそれに伴う医療 費の増大が大きな問題とされています。

医療のインフラ面においても、入院医療・施設介護が必要 な患者さんの増加に伴い、病床数や介護施設数の不足が深刻 化し、在宅での医療・介護の必要性が今後さらに高まっていく ことが予想されます。

新たなニーズにどう応えていくか

医療費の抑制、さらには人々の健康で長生きしたいという ニーズに応えるため、疾病予防の重要性が飛躍的に高まって います。生活習慣病の発症予防や重症化予防のため、適切な 食事、適度な運動や睡眠など、健康に有益な行動を促進する ような社会環境の整備も必要となっています。

さらには、住み慣れた地域で、疾病治療に加えて予防や介 護サービスを包括的に受けられる体制、すなわち「地域包括ケ アシステム」の構築は、病床や介護施設の不足を補う対策とい う面においても、大きなテーマとして挙げられています。

また、IT技術の革新を背景としたAI(人工知能)の活用、ビッ グデータ解析が、生活習慣指導を含む予防医療の発展に大き く寄与することが期待されています。デジタル化医療や遠隔 医療も目覚ましい進展を遂げつつあるなど、IT技術がヘルス ケアに活用されることで、今まで見えてこなかったソリューショ ンが生み出される可能性が開けています。

新規医療機器

2016

2019

デジタルヘルスケア

整形インプラントデバイス

機能性食品素材

未病

疾病 介護

未病 疾病

介護

コーチング不眠

人工関節

骨接合材料

スーパー大麦

スーパー穀物 ラインナップ

拡大 脳神経

リハビリ

ネムリンク

サービス介護IT

新規素材適用 ICT技術

活用による 新規診断・ 治療機器

ヘルスケア総合サービスの提供

「ツーブリーズ」

「バーリーマックス」

■ ラインナップの拡充

非保険領域を含む総合サービスの展開へ

ヘルスケアビジネスの概念自体が大きく変化しようとする中で、ヘルスケ ア事業を展開する私たち企業側も取り組み方を大きく変えていく必要があ ります。

私たちが描く未来は、従来手掛けてきた疾病治療を中心とした保険領域 から、未病や予防といった非保険領域や介護領域にまで事業領域を拡大し、 人々のさまざまなニーズに応えていくことです。

エビデンス取得のノウハウや新たなサービスが生み出す効果を予測する 目利き力など、ヘルスケア事業がこれまで培ってきた強みを基盤とした総 合サービスの展開を促進していきます。

例えば、健康管理のデジタルサポートやリハビリ機器の開発に加え、IT 事業子会社のインフォコム(株)の介護プラットフォームとの連携を図るな ど、新たな領域への資源投入を積極的に進めていきます。

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∼マネジメントが描く発展戦略∼

特集

(11)

取締役常務執行役員 グローバル戦略管掌

園部 芳久

[ グローバル戦略 ]  事業ごとの特性に基づく地域別戦略

帝人は、これまで積極的にグローバル化を進めてきました が、2016年度で売上高の約4割が海外向け売上となり、米国 CSP社の買収により、その割合はますます高まります。

グローバル展開と一口に言っても、例えば素材事業の中で も、先進国で特定の顧客との最先端の開発に注力するステー ジの事業もあれば、グローバルな展開を視野に多様な用途開

拓を進めていく事業もあります。またヘルスケアにおいては、 国ごとの医療制度を意識した事業展開が必要となってきます。 これら事業特性を踏まえた上で、グループとしてのシナジーを 発揮するために、事業横断となる地域ごとの管理体制を強化 し、各事業が円滑に海外事業を運営するためのシステム整備 や地域戦略の立案を図っていきます。

[ 情報戦略 ]  IT技術革新によりビジネスモデルは新たな次元に

今や、AIやIoTといった話題を耳にしない日はないほど、IT技 術の革新は加速度的に社会を変化させつつあります。素材の 製造であれヘルスケアサービスの提供であれ、この流れから逃 れることはできません。

これを新規ビジネスの創出とビジネススタイルの変革に向け

た大きなチャンスと捉え、全社的な取り組みとしての“スマート プロジェクト”を推進していきます。今回の中期経営計画の中で も、情報プラットフォーム構築などを中心として、100億円規模 の資源を投入していくこととしています。

現在の取り組み 中期施策と目標

■ ヘルスケア

在宅医療機器モニタリング 情報プラットフォーム構築

(「バイタルリンク」)

■ マテリアル

生産性向上に向けた IoT技術活用

■ IT

IoT取り組み試行、アプリ開発、 AI研究

へルスケアサービス展開 情報プラットフォームを基盤とした さまざまなサービス展開

スマート・プラント化 工程ロボット化

生産プロセスの可視化・生産性向上 業務プロセス革新 業務デジタル化・データベース化 次世代情報インフラ・ツール整備

代表取締役副社長執行役員 情報戦略管掌

山本 員裕

個別地域対応の重要性

グローバル展開 素材提供型事業

素材特性が高く評価される顧客・領域を起 点とし、適地・適正規模での生産を実施し ながらグローバルに需要を開拓

顧客接近

複合成形材料事業(自動車・航空機) 欧米を中心とした地域ごとの重点顧客に 近接しながら、常にニーズを先取りして開 発を推進し、グローバルに事業拡大

高齢化進展国 ヘルスケア事業

医薬品、在宅医療は地域ごとの特性(薬 事制度、診療報酬など)に応じた事業展開 を行う

IT技術革新の 客観的捕捉、 活用

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